日中ビジネスを諦めるのは、まだ早い。

「DEEP CHINA」で新たな可能性を見出す。

日常運営サポート

貴社の事業に合った事業計画及び各種制度設計を提案します。

当社独自のマニュアルを提供し、顧客の日常運営をサポートします。

現地法人をコスト削減の道具としてではなく、本社のイノベーションにつながる存在として、そのすべての可能性を活かす。

正しいことを正しくする。腐敗権力に屈せず、自信と誇りを以て、日々の運営を営むように、顧客に助言しています。

現地社会の良き企業市民として、積極的に社会参加し、また雇用で地域社会に貢献できる社員を育成するように、顧客とともに努力をします。

現地法人の日常運営サポート/お客様からよく尋ねられる課題

参考事例

  • 事例1

    業種 金型設計・製造・販売
    投資先 江蘇省
    投資総額 1500万円(独資)
    会社規模 12人
    投資時期 2005年

    事業の選択

    同社は当初「金型+プレス製品」事業を考えていた。昆山当時の状況は、金型に関しては、ローカル会社の多くは世界最先端の設備を持ち合わせ、高品質の金型を欧米企業を含めて供給している。プレスはローカル会社の設備投資が過剰気味で、コスト競争も厳しい。

    上記の状況を踏まえて、金型に関しては、現地に最も欠けている設計力を自社の中核事業とし、製造は設備のよい協力工場と提携して行う。プレスに関しては、あえて、仕事を金型製造のパートナー中心に、外注に任せるか、受注を受けないことにした。つまり、稼ぎの効率よさで弱小投資の弱さをカバーする方策を取ったのです。

    組織設計

    設計という核心技術を中心とした付加価値の高い事業に資源を集中させたため、組織は設計・外注監理を行う少数精鋭部隊ときめ、優秀な人材に納得のいく報酬で人材面での競争優位を作った。

    市場開拓

    投資当初は従来の顧客や本社からの受注しか考えていなかったが、中国同業界に欠けていた設計力と監理力を持って、中国にある日系会社を中心に営業し、今は売り上げが70%以上中国国内で稼ぐことになっている。
  • 事例2

    業種 厨房用品製造販売
    投資先 遼寧省
    投資総額 1500万円(独資)
    会社規模 72人
    投資時期 2006年

    雇用制度

    比較的「社員の腕」に頼る生産であるため、「日本の多能工+技能評価+年功評価+技術伝承資格給」で給与制度を設計した。社員の安定を保ち、いまも「賃金高騰」に悩むことく、社員達も「社会で尊敬される神玄になろう」として、生き生きと働いてくれています。

    生産管理

    現地社員が若くその持っている可能性を見出して活かすということで、本社のデータを使わず、現地で工程分析に基づき、標準工程を割り出し、生産管理の目標は作業中にも数字化できるようになり、生産性は本社の1.5倍に。現地会社で、「可能性を見出す、現地会社に学ぶ」同社経営者の姿勢はこの成果を上げたのです。また、同社は基本的に本社からの出向者を派遣せず、現地社員の責任で日常運営を営んでいる。つまり、一般的に必要とされる数千万円規模の出向者費用はゼロになっている。これも「現地社員を信頼し、信頼できるシステムで信頼を深める」という同社経営者の素晴らしい感覚によるものです。
  • 事例3

    業種 産業機器製造販売
    投資先 浙江省
    投資総額 5.4億円(独資)
    会社規模 120人
    投資時期 2002年

    具体的な問題

    同社の社名は投資先地域の公務員に登用され、自社の登記手続きができなくなったという案件だった。

    対策法案

    一般的に一つは裁判にかけて解決を図る方法を取りますが、相手が公務員であることや訴訟に時間とお金がかかることなどを考え、行政に訴えることにしました。投資先行政に訪問し、侵害された状況を説明し、「当社の投資を本当に歓迎されるのなら、ぜひ行政にこの公務員による侵 害事件を解決して頂きたい」と申し出たのです。 

    そこで、行政の責任者は侵害者二人を呼びつけ、「投資会社の社名を勝手に登用するのは、法律を違反する以前に、市政府や市民を敵にする行為であるため、今からすぐ登用した社名を放棄しなさい」と警告してくれました。わずか20分で一銭もかからず、社名を取り戻すことができました。

    「戦いはその地に合った戦い方があるな」、と当初法的手段を辞さないと考えていた同社経営者は感想を述べていました。

日常運営サポート

当社は、お客様が撤退を決める前に、現地事業の撤退は本当に正しい選択かどうかを一緒に検討します。他の視点から活かす価値はないかを考えます。


事業徹底は緻密な計画に基づき進めなければなりません。


事業撤退はトラブルの原因になります。撤退する前に、雇用問題をチェックしましょう。

参考事例

  • 事例1

    業種 アパレル
    投資先 北京
    投資総額 3.6億円(独資)
    会社規模 450人
    投資時期 1995年

    投資当初

    「衣食住行」の中で最も日常的消費の一つとして、アパレル企業はその需要を満たす使命にあります。投資計画の当初から、逆輸入に限らず、市場に視野を入れ、ブランドを立ち上げて、パートナーと提携し、中国消費者にも自社商品を知って頂くことにしていました。

    撤退対策

    昨年、中国における生産はベトナムなどより安価の地域からの輸入品に押され、事業の移転を余儀なくされ、中国から撤退を決めました。 しかし、解雇問題・土地や建物の売却問題・会社清算の問題など、かなり複雑で予想しなかった問題は発生。

    ここで「活かす」考え方はモノを言いました。同社は徹底はしますが、中国パートナーに事業を売却する方法を取りました。

    同パートナーはアパレル製品の貿易商社で、自社の縫製工場を作ることを検討していたタイミングでした。長年の信頼関係があり、なお、引き続き中国市場におけるデザインと販売で協力し合うということで、順調に徹底することができました。もちろん、計画通り、当初投資した土地や工場建物の売却金も回収できました。

  • 事例2

    業種 産業機器製造販売
    投資先 江蘇省
    投資総額 5.4億円(独資)
    会社規模 120人
    投資時期 2002年

    投資当初

    同社は1970年代からすでに中国に製品を販売していました。その経験と市場に対する確信もあって、比較的に早く投資を決めました。事業計画を立てる際には、「中国市場のための製品を作ろう」という同社経営者の考えで、現地法人に研究開発チームを設けました。

    撤退課題

    ①ある筋の情報では、不動産売却益の約60%が、税金などの名目で中国政府に徴収される。

    撤退対策

    ①まず、情報の正誤を確認したところ、不動産売却益の60%が中国政府に徴収されることは誤った情報であることは分かった。

    ②撤退に伴う解雇費用はきちんと支払うべきである。

    ③上記①と②を踏まえて、撤退は「すぐに」ではなく、1年をかけて「徐々に」進める。

    ④計画的に生産量を減らし、社員数も減らす。雇用問題によるトラブルのリスクを最小限に抑えるためです。

    ⑤1年をかけて、会社を買収してくれる企業或いは工場全体を賃貸で使用する会社を探す。清算時の税金対策撤退費用を極力に抑えるためです。

    ⑥研究開発部門を中国に残して、過去の顧客に対するサービスをしながら、新しい投資先への製品開発や貿易管理などを引き継ぐ。同社経営

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